2013年6月1日土曜日

運と縁

外は雨。
夜の闇に雨音が響いています。

4日前の天気も雨でした。
雨の中、出張仕事に向かうNeoTearの車の前に、1ぴきの仔猫がフラフラっと飛び出してきたのです。
とっさに避けようと思いながら、
「どうする?」
そう口走っていました。
「はやく!」
Neoの言葉と同時に車から飛び降りて、もう一度車が走り出した時には、Tearの腕の中には仔猫が。

その間、ほんの一瞬…。
「あ〜あ…。やっちゃった…。」

実はNeoTear、基本的に…仔猫や仔犬は拾わないことにしています。
それは、すべての命を自分たちが守れるとは思っていないからです。

…とはいえ、あの一瞬、後続の車が避けなかったら…と、脳裏に嫌なイメージが過り、拾い上げてしまったのでした。

目やにで両目が塞がったずぶ濡れの仔猫は、自分に何が起きたのか理解していないようでした。


「この子…運が良かったのかな?縁があったのかな?」
生き物との出会いは、いつの時も、運と縁の成せる業だと思ったりするのです。

運と縁で引き寄せられた命とは、めいっぱい向き合うことにしています。

そして、元気になったその仔猫は、今日、歓迎をうけながら素敵な新しい家族のもとへと向かいました。

その廻り合わせもまた、運と縁を感じるものでした。


仔猫ちゃん、幸せになってね!
ずっと、エオの谷から祈ってるよ。

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