いつのまにか、薄紫色に…。
ヤマツツジの季節になりました。
馬上から手の届きそうなヤマツツジ。
馬の足下にはスミレの群生。
この季節、レンゲにカラスノエンドウにと、紫色のお散歩道になるのです。
ひさしぶりの馬上、春の息吹きをからだいっぱいに感じながら、お散歩の2人。
なんだか、ひとまわり大きくなったね!
キンポウゲ、スミレ、カラスノエンドウ、野イチゴにオオイヌノフグリ…。
黄色、紫、赤紫に青…。
パッカパッカ歩いているミッキーガッシュの足下で小さな小さな花たちが、微笑んでいるのです。
そして、小さな草花の…そのひとつひとつに、ちゃんと名前があるのです。
tearが知らない草花も、ちゃんと図鑑には載っていて…。
「名もない花」なんて、実はないんですよね…。
そして、どの花も、やっぱり素敵に輝いていて。
従姉妹同士のMay & Cream。
2人の…似ているようで全く違った輝きは、そんな小さな草花に似ているなと、ふと思ったtearでした。
毎年、他の桜より少し遅れて花を咲かせます。
今日が最後の見頃かな…。
そんな山桜を見に、昨日今日とエオ仲間とお散歩に出かけたのですが…。
今朝のこと、ミッキーガッシュの足音を聞きながら歩いていると、近辺の老夫婦とすれ違ったのです。
「こんにちは〜。」とにっこり挨拶をするtearに、
「いい雰囲気のおふたりですね。」
と、エオ仲間。
「お散歩だと思いますよ。とっても仲がいいご夫婦なので。」tear。
「おふたり並んでお散歩なんて、いいですね〜。うちなら、主人が足が速いので3メートルくらい後を私が行く感じ。」
とエオ仲間。
今日すれ違ったご夫婦…ほんとに素敵なんですよo(^-^)o
帰り道…その老夫婦の後ろ姿がちょうど大きな山桜の下にさしかかった時、唐突な風が花びらを舞い上げ、桜の花びらの渦に包まれた老夫婦の後ろ姿はまるで、昔話の絵本の一場面のように…!
あまりに素敵すぎて、エオ仲間と一緒にため息をこぼしてしまったtearでした。
自然は時に、粋なことをしてくれるものですよね。
山桜…染井吉野のような派手さはありませんが、山と一体となり、自然の雄大さと何気なさを感じさせてくれる…tearの大好きな桜です。
見納めの桜吹雪の中を歩いたひとときでした。
まずは敷きオガを取り除き、壁にしていたコンパネをはずし、地面にコンクリートを敷きやすい状況に。
何度も言うようですが、エオの谷の厩舎はneoの手作り厩舎なんです。
そんなわけで、気分次第でリフォーム自在(^w^)?
プロが見なければねf^_^;
今回のリフォームのテーマは、ポニーとミニブタとボコ(犬)の共存!
さぁ…どんなことになるんでしょうね…。
生コン車を待っている間に、壁に戻すコンパネもリニューアル。
「ペンキでも塗ったら?」
と口にしてしまったtearにneoから手渡されたものは、水性ペンキの缶とハケでした。
塗り系の作業はtear担当だったんだよなぁ…(汗)
ま、お天気もいいし、久々にお手伝いでもしましょうかf^_^;
なんせtearは気まぐれさんなので、neoも大変だと思います(笑)
大好きなアイボリーのペンキをペタペタ。
やり始めると、結構楽しかったりします。
tearらしくアバウトな仕上げでneoには許して貰えるので、気分も楽ちん!
手は動かしながらも、頭の中は空想の世界に…。
なんかに没頭してる時って、空想しやすくなるんですよね…。
さて、その後はneoと一緒に生コンと格闘!…が続く予定だったのですが。
生コン…と聞くと落ち着いていられない近所のおじちゃん(いえいえ、近所の大師匠)がいらっしゃいまして、今日もジャストタイムに軽トラの音が!
結局、毎回、丁寧に教えて頂いて、その上、仕上げはおまかせ状態(汗)
「あんたらは計画的にしやぁせんからなぁ…!」
「こんなことじゃあ、つぁ〜らんでぇ!」
そのお言葉はごもっともです、はい(汗)
neoもtearも、かなりの気分やさんでして…
そんなneotearを知っていて、いつも救世主のごとく現れていただく大師匠、ほんとに感謝しています。
そんなこんなで、今回も生コンと一番格闘していただいたのは大師匠だったというわけです。
綺麗にコンクリートも打てたし、後はボコの休憩スペース作成と入り口扉の作成…これはneoにお任せして…ポニー厩舎、リニューアル完成の際には、またお知らせいたしますね。
今日は、雨の中、桜外乗に出かけてきたのです。
見上げると雨粒の向こうに満開の桜…。
雨粒と一緒に舞い降りる花びらを浴びながら、幻想の世界のようなひとときでした。
「私、雨の桜が好きなんです…。」
と感慨深そうに見上げるエオ仲間。
「少し花が下をむくでしょう!?あれが綺麗なのよね…。」
ほんとにそうですね。
桜にもいろんな表情があって、それぞれの美しさがあるんですね…。
「今日…みんな揃って、桜を見に来られてほんとに良かった…」
そう呟くtearに、
「LもJも…元気でね…。」
とにっこり微笑むエオ仲間。
tearは、ちょっぴり感傷的になってしまいました。
半年前…
頭痛を訴え、突然倒れ込んでしまったL…。
病院に運ばれた彼女は、クモ膜下出血と診断され、予断を許さない状況に。
すぐに大手術が行われたのでした。
そんな彼女を見舞った帰り道…彼女と仲良しのエオ仲間たちと、今日のこの場所近くを偶然通ったのでした。
「そういえば…この場所の桜は、本当に綺麗なんですよ…。…………。そうだ!来年の春、Lと一緒にみんなでここで馬に乗りましょう!!……絶対に…!!」
みんな…落ち着かない気持ちを閉じ込めて、笑顔で誓い合ったのでした。
春に本当の笑顔で、揃って桜の下で馬に乗ることを…。
秋…手術後のLは奇跡的な回復をみせていました。
そんな時にLの仲良しのJが手術をすることに。
気丈なJは笑顔で、軽いうちにちょちょっと手術してもらうから!と、手術直前に馬に乗りに来たのでした。
「しばらくは乗れなくなるから…。」
と小さく呟いて、かみしめるように心に刻みつけるように馬に乗る彼女の姿を忘れることができません。
そのLとJが今日、馬上で笑っているのです!
あの時、誓い合った仲間と一緒に…。
今日の桜をtearもneoも一生忘れないでしょう。
何に感謝したらいいのかわからないけれど…こんな素敵な日を、本当に本当にありがとうございました。
…幸せなことに、誕生日をエオの谷で過ごされる方が、ちらほらと。
そして、今日…晴れ渡った空に、まぶしい太陽。エオの谷のまわりの桜も満開に近く、そうそうないような乗馬日和でした。
「今日は馬に乗って桜が見たいから…。」お誕生日を迎えた彼の提案で、ミッキーとお散歩に出かけることに。林道の山桜の時期には若干早かったのですが、少しでも桜が見られたらいい…と。「じゃあ、出かけてみましょう。」と、Neoと彼は出かけていきました。
Tearはというと、別のお客さまがいらしていたので、そちらのこともありお留守番…。
それにしても、予定の時間を過ぎても帰って来ない2人を不思議に思いながら、手があいたので、あまりに綺麗な放牧場向こうの桜の写真を取りに出かけたところ、林道から2人の話し声と馬の足音が聞こえてきたのでした。
遠くに見えたneoに、「桜は見れた?」と叫ぶと、「それより上!上!」「気がつかなかった?太陽に輪っかがかかってるし、ほら!雲の色が!!」
見上げると眩しすぎる太陽のまわりに虹色の大きな大きな輪。遠くのneoが指さす雲は、ブルーがかっていて… なんとも言い表せないような素敵な空が広がっていたのです。
neoに言われるまで気がつかなかったtearに、さっきはあんなもんじゃなかったと、力説するふたり。空を見上げていて、帰りが遅くなったということでした。
そんな2人に、心がほんわかしていると、「今日は本当にいい誕生日になった。みんなが連れてきてくれたんかね。こんな感じに楽しくできるって嬉しいことですよ。」と、ミッキーを撫でているエオ仲間…。
素敵な誕生日になって良かったなぁ…と思いながら、エオ仲間の素敵さに感動のtear。
いつも幸せはここにある…。そんなことを感じた朝でした。
Happy Birthday !!! 素敵な時をご一緒させて頂き、ありがとうございました\(^-^)/
放牧場向こうの並木の桜が、咲き始めました。
動物たちもお日さまを体中に浴びて、のんびりのんびり。
「エオの谷は音がないですね…。」
と、しばしば言われるのですが、確かに街の音はないですね。
田舎なので、たまに重機の音はあったりしますが、それがない時は、ほんと静かかも。
人工的な音がないと、自然の音が聞こえるようになります。
風で草木がざわめく音、動物たちの息づかいや声、そして鳥たちの鳴き声…。
どれを聞いても、なんだか心が穏やかになる気がします。
このところ、エオの谷のまわりでは、キジがたくさん見られ、鳴き声も山に響き渡っているのですが、今朝から鶯谷がさえずり始めました。
今年は鶯谷の声が少し遅かったのかな…。
山々に響く鶯谷の声は、本当にうっとりしてしまいます。
ちょうど一週間前に無事入学式を終え、今は一人暮らしとキャンパスライフを謳歌していることでしょう。
入学式にはtearも参列しましたが、キリスト教系の大学(neotearもsonsもクリスチャンではありません)なので、式も一風変わっていて、礼拝形式のものでした(@_@)
その中で、とても心に響いたのが、讃美歌の音色と、学校の基本理念だったのです。
何の宗教がどうのではなく、常々、いいものはいい、素敵なことは素敵と感じたいtearですが、体育館に響きわたるパイプオルガンの音色と歌声は、癒される気がしました。
そして、学校の基本理念の一部に、
「人を愛し、土を愛す」という言葉があり、人としての原点の気がして、思わず頷いていました(^-^)
どこまでも続く遠くても同じ空の下、neotearもsonsも、それぞれ原点を見つめながら歩いていたいなと思ったtearでした。