「バケツをひっくり返したような」とは、きっと今日の雨のことを言うのでしょう。
そしてなんだか肌寒い…。
久々に薪ストーブに火を入れてしまいました(驚)
そんな土砂降りの明け方、まだ暗い時間に馬の嘶きが聞こえたのです。
「あれ?」
寝惚けた頭で暫し考えたのですが、その後はシーン…。
「なんで嘶いたんかなぁ…」
ぼぉーっと考えながら、再び眠りの中へ。
朝、目覚めるとやっぱり土砂降り。
そして、いつものようにneoは飼い付けに。
夜明け前の馬の嘶きのことは、もう忘れてしまっていたtearに、昼過ぎになってneoが一言。
「そういえば、朝、レイがご機嫌だったよ(笑)」
「え?」
「厩舎から出てた(笑)」
「え?逃げてたの?」
サーっと血の気が引くtear。
「昨日、全厩舎チェックしたよね?閉め忘れなんて…。」
なぜか笑顔のneo。
「厩舎の扉変えたから」
「え〜〜?!もしかして、レイが自分で開けた?」
「そうそう!(笑)最初は何が起こったのかわからなくてさ。レイは通路でいい子してたけど、閉め忘れたかと焦ったよ(笑)」
「…」絶句のtear。
「朝一番で、レイを厩舎に戻して、掃除をしてたら、またオレの後ろにレイがいるわけ!…?…と思って、も一回厩舎に連れていって。まさかと思って、見ていたら、これがまた器用に開けるんだ!あまりに面白くて、思わず何度もやらしちゃった(笑)そしたら、どんどん手際が良くなって…。だから、扉変えた。」
今朝の嘶きは、レイが脱走したことによる、他の馬の呼び声だったのです。
脱走と言っても、厩舎の通路に出ただけですが(汗)
レイと呼んでいるのは、5月に一才になったばかりのルナ・レイのことです。
エオの谷の不思議馬ハートの子だけあって、生まれた時からひと味違うレイ。
そのレイがやってくれたと言うわけです(苦笑)。
エオの谷の厩舎はneoの手作り厩舎です。
そして、レイの厩舎の扉は、頑丈な木の扉だったのですが…。
止め金のピンを、レイは利口な頭と器用な口先で自分で開け、自由を満喫していたらしいのです。
「レイって空(くう)みたいやね…」
去年亡くなったtearの愛犬・空の名は利口の代名詞になっているエオの谷なのです。
さてさて、レイはどんな素敵な馬に育つことやら(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿