2009年10月31日土曜日

秋晴れ








雲ひとつない秋晴れ。

エオの谷をかこむ山々にも紅葉が訪れています。


どこまでも青く高い空…

西に傾く夕陽を背に、馬とともに風になる。


エオの谷の仲間のone scene...

その傍らで、のんびりと草を食む馬たち。


どちらも、いつまでも眺めていたい光景でした。


2009年10月29日木曜日

リニューアル…

エオの谷・ノースシーグルのHPをリニューアルしました(^^)

PCがあまり得意ではないTearですが、いろんな方の応援のお陰で、なんとか形になりました。
まだまだ工事中のところもありますが、これからもエオの谷をよろしくお願いいたします。

http://eohnotani.p1.bindsite.jp/

2009年10月25日日曜日

近づくこと

エオの谷にちょこちょこ遊びに来る可愛い可愛い兄弟がいます。
7才のお兄ちゃんを筆頭に、3才の妹ちゃんと1才の弟くんです。

昆虫博士のようなお兄ちゃんErくんは、先日初めての乗馬に意を決してトライ!
最初は緊張でガチガチだったのですが、馬から下りる頃には、満面の笑顔でした。

そして、ほんとは一番馬に乗りたかった元気はつらつのオシャマな妹Hちゃんは…。
張り切って来たものの、大きな馬が近くに来た途端、怖くて怖くて…。
瞳に涙を浮かべながら口をついて出た言葉は、
「Hは4才になったら乗る!」と。
あまりの可愛いさに思わず微笑んでしまいました。

そんなお兄ちゃんとお姉ちゃんを見ながら、歩き始めて間もないやんちゃ盛りの弟Ekくん、実はいとも簡単に馬上の人になったのでした。

同じ兄弟でも、それぞれ反応は違うものですよね(^-^)

そんな出来事があって少しばかり経ったある日、またまた3兄弟がエオの谷にやってきました。

車から降りてきた3人は元気いっぱい!
口々に、
「こんにちは〜!」と叫びながらニコニコ顔。

そして、Tearと目が合ったHちゃんは小声で、
「H乗らない…」と伏せ目がち。
「4才になるまで、乗らないんだよね〜」
と微笑みかけたTearに、お母さんが慌て、
「H今日は乗るみたいなんです。」と。
「え?」と振り向いたTearの目に、決意した表情の可愛い瞳が映っていました。
「H乗る!」
その言葉通り、馬上では笑顔笑顔…。

子ども達って、短い時間の間にも成長しているんですね。

ニコニコ顔のHちゃん、実は先日、馬に乗ることが出来なかった日に、ポニーと仲良くなっていたのです。
動物は大好きで興味はあるんだけど、実際に目の前にくると尻込みしてしまっていたHちゃんは、近づいて来るネコたちにも尻込み、大きな馬もポニーたちも怖かったのです。
そんなHちゃんをよそ目に、馬に乗って自信に満ちたお兄ちゃんErくんは、ポニーたちとコミュニケーションを取り始めました。
自分も真似したいけれど、なかなか出来ないHちゃん。
そのうちTearに助けを求めてきたのです。
Tearと一緒にだんだんとポニーに慣れた前回。
今回は、馬に乗れた自信も手助けして、自分からいろいろとTearに相談を持ちかけていました。

ポニーに上手に一人で餌をあげることが出来るようになったHちゃんは、嬉しくて嬉しくてたまりません。

実際に動物たちに近づくということは、知らないうちにお互いの心までも近づいていくことなのです。

実際の距離は心の距離…。

大きな成長を見せてもらったTearでした。

2009年10月24日土曜日

みんな一緒o(^-^)o

エオの谷…ここではみんなほんわかと仲良しになるみたい。

牡馬とセン馬の混在も平和そのもの。

拾った仔犬くんも、先住ネコちゃんも、新入り仔ブタちゃんも、みんなみ〜んな仲良しこよし(*^m^*)

エオの谷にはのんびり風が吹いているみたい。


NeoTearが拾った仔犬くんは、エオの谷の風に包まれて、みんなが大好きになり、素敵な仲間にもらわれていきましたとさ(^O^)/~~ see you !

2009年10月23日金曜日

流星の中に…

今夜は曇り空。

確かオリオン座流星群の見頃は今夜までだったかな…。


そう言えば流星群って、いつも秋…。

星空が大好きなTearは、流星群と聞くと体がうずうず。
何年か前のしし座流星群は凄かったなぁ…。
本当の星降る夜。
あの時は夜通し流星を見ていたっけ。
夜明けまで続いた流星ショー、夢の中にいるようだった。


そんなことを思い出していると、眠れなくなって…眠りかけていたNeoを揺り起こした一昨日の深夜。

エオの谷から見る夜空も綺麗なんだけど、ちょびっとばかりある外灯の明かりが気になって、どうせ見るならとNeoとふたり近くの山頂まで出かけてた。

星空を見上げていると、星座の向こうの星までどんどん見えてきて、なんだか吸い込まれそう。

「あっ!」
ふたりの指の先で、星が尾をひいて流れてく。
なんだか不思議で幸せな時間…。


そんな流星を見上げながら、去年、流星の中に消えていった一頭の馬のことを…、そして、今年の夏にそれぞれの場所に還っていった犬たちのことを思い出していた…。


限りない宇宙の中の限りある命の星たち。

そして、その星に住む限りある命の私たち…。


命は星に還るのかな…。

命は宇宙に還るのかな…。


流星の中で、ふと考えていたTearでした。

2009年10月19日月曜日

風が変わる時

エオの谷の風見馬(風見鶏)が風の囁きに耳を傾けています。
風が変わる瞬間(とき)、誰よりも早くそれを感じ、自分の居場所を決めるのです。

静かに静かにただそこにいて、そっとエオの谷を見守っていてくれます。

そんな風見馬が秋の風を伝える中、今年生まれの仔馬ルナ・レイは独り立ちの時を向かえました。

ルナ・レイ…月の女神に抱かれた希望の光…

春 満月の次の夜に生まれたレイ…。
秋 新月の次の夜に、ひとつ大人に近づこうとしています。

2009年10月12日月曜日

こぼれる笑顔

秋晴れの空に馬上の笑顔…
なんて素敵で幸せなんだろう…

きっと、この一瞬一瞬のために、今、NeoとTearは馬の隣にいるんだろうなぁ。

本日、エオの谷は快晴。馬上の笑顔も快晴(^^)
そして、昨日の国営備北丘陵公園も、これまた快晴でした。

この秋は、週1のペースで5週にわたり、国営備北丘陵公園にお邪魔しております。
国営備北丘陵公園での「ぷちエオの谷」、とってもたくさんの方に楽しんでいただいているのです。

まだまだ授乳期の赤ちゃんから、おじいちゃんおばあちゃんまで!
まさに「エオの谷縮小版」といった感じです。
芝生広場でのひとコマひとコマのドラマに、NeoTearは感動の連続です。

「ほんとうに馬に乗れてよかったぁ!」
と、おひさまよりもまぶしい笑顔。
(たくさんのたくさんの出会い、とっても嬉しいです。)

「去年は小さくてパパと一緒に乗ったけれど、今年はひとりで乗れました!」
と、ママの感動の笑顔。
(去年もお会いしていたんですね!馬上の笑顔がお子さんの成長の記録なんて、とっても素敵です^^)

「このために朝5時起きで出かけてきたのよ!」
と、感慨深げなご婦人の笑顔。
(遠いところをありがとうございます。このひとときが宝物になりますように…)

「馬に乗ることが生涯の夢だったの。」
と、車椅子から乗ってくださったおばあちゃんのとびきりの笑顔。
(乗っていただけて、ほんとうによかったです。馬の背の感覚、覚えていてくださいね。)

「ずぅ~と昔…飼っていた馬が戦争でとられてね…どうしても馬に乗ってみたかった…」
と、感慨もひとしおのおばあちゃんの静かな笑顔。
(なんだか心に染み入りました。おばあちゃん、またエオの谷でお会いしたいです。)

ちいさなたくさんのこぼれる笑顔の中に、眩しいきらめきとおおきなおおきな感動をもらった時間でした。

備北丘陵公園での「ぷちエオの谷」は、残すところあと1回(10月17日)です。
またまた、どんな笑顔に出会えるのか、楽しみなNeoTearです。

2009年10月9日金曜日

風の色

風の通り道にあるエオの谷。
いつも風がいろんなことを教えてくれます。

風の色が変わるとき、天候が変わり、季節が変わります。
時には、異変の知らせも…。

台風の後の今日の風は、早くも冬の気配を運んで来たのです。

秋の中に冬が交じり始めたエオの谷…。

動物たちは、いち早く冬仕度を始めています。

2009年10月4日日曜日

秋の空と馬の背と

秋晴れです。
見渡すかぎりの青…。
今日は国営備北丘陵公園に来ていま〜す。

2009年10月3日土曜日

白の月






今日は陽が落ちる前の幻想的な白の月でした。

夕暮れ時

「空見て!早く早く!!…雲が綺麗やから…」
クラブハウスにいたTearを呼ぶNeoの声。
思わずカメラを持って飛び出していた。


うわぁ…凄い…

Neo、教えてくれてありがと。

日々の風景、空気の感触、風の香り。
いつもお互いに言葉にすることが、なぜか自然になっている。
いつも同じ風を感じていたくて、いつも同じ空を見ていたくて…。

不思議だね…思わずお互いを呼んでいる。
ずっと、こんな風に2人、時を重ねていきたいね。


そんな思いで見上げた空が刻々と表情を変えていく。

西の空が色を変え始めたころ、東の空には綺麗な白い月が…。

今日は不思議な夕暮れだなぁ。






2009年10月2日金曜日

息をすること

雨降りの朝、ご近所までちょっぴりお出かけをした。

tenten houseの扉から唐悠sanのいつもの笑顔がのぞく。
うわぁ…目を見張るTearとNeoに、
「ごめんね。仕事してて…。」と野依sanの笑顔。

いつもは、静かにそこにある機織り機が、今日は動いている。

ずーっと見てみたかった光景だった。
素敵な不思議な空間がそこにあった。

心地よい機織りの音…。

少し手を休めた野依sanに、
「機織り機って、どうして木でできてるんですか?」とNeoが問いかける。
野依sanは一呼吸おいて静かに、
「呼吸してるから…。」と。

「木は呼吸してるんよ。この糸も、そして織る私も。」
そこにある全てが息づいていると言う。

ああ…そうなんだ…。
だからこそ、そこから生まれるものからは、優しさと素朴さが溢れているのかもしれない。
そんな話を聞いて、心がほっこりとしていた。

野依sanの織る横顔は、優しくて凛としてtenten houseの空気に溶け込んでいた。

全てが呼吸する…
同じなんだなぁ…

エオの谷に帰って、深呼吸をしてみた。
息をするということ、それは生きているということ。
息をすること、それは生きていることを感じること…。

なんだかエオの谷の動物たちが、いつもより愛おしくなっていた…。
この子たちは、いつも、生きていることをダイレクトに感じさせてくれるから。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          

2009年10月1日木曜日

秋だなぁ…

今朝までエオの谷付近を覆っていた灰色の雲が、お昼過ぎから表情を変え始めた。

秋晴れの空…おかえり〜。

秋の香りの優しい風がタンポポ?の綿毛を運んでる。
風がぶわっと吹くと、うわぁ〜、天使たちに包まれてるみたい…。
林道の木のトンネルでは、枯れ葉たちのダンス…。

きれい…。

思わず息をのむ。

タンポポの綿毛と一緒に飛び交う赤トンボが、時折、手綱を持つ腕にとまりそうになる。
なんて素敵なんだろう。

馬が歩く蹄のまわりには、一面のどんぐりや栗。

エオの谷のまわりののどかな風景です。